toeicを受けることで学び、英語学習になるのか?

今週末はTOEICがあったようですね~!

ツイッターではいろんな人が受験したという声がありました。ちなみに私は受けてません笑

そんなことよりですね、そんなツイッターの中から気になったツイートがありました。

それは「TOEICを受けることによって、英語を学ぶことができた」というツイートです。

これは間違ってはいないと思いますが、効率的な学習を重視する私にとってはちょっとハテナマークです。

先に結論を言うと、「英語上級者ならそういう学び方もありだが、中級者以下は決してマネしてはいけない」ということです。

 

まずはなぜ英語上級者ならそういう学習法もできるかというと、TOEICを受けてわからないことが少なく、わからなかった部分を鮮明に覚えている。よって、その後の復習で一瞬で頭に入ることがある、からです。

 

例えば私の例を出しますが、一年ほど前に大学院を卒業するための卒業試験がありました。

そこでちょっと変な問題が出て、「文章が間違っている可能性があるので、もしも間違っていたら直しなさい」って言う問題です。「間違ってる可能性がある」ってどんだけ意地悪な問題やねん!!!!とか思いながら文章を眺めると「many a person」という怪しげな表現が。

これは間違っているだろ!と思ったら、正しい表現なんですね。テスト後に辞書を引いたら出てきて、「まさか!」と思い一瞬で覚えました笑。

 

こうやって一瞬で覚えるっていうのは実際にあることなんですが、それには条件があります。

まず第一に「間違えた可能性のある部分をテスト後まで鮮明に覚えておくこと」です。その次に「その箇所をテスト直後にしっかりと復習すること」。そして最後に、「その間違いがどうしようもないほど悔しいもの」であると効果抜群です。

 

上級者はこの条件を満たすことができます。間違いが減れば減るほど、その一つの間違いが悔しくなりますし、数も少ないから覚えておくことができます。そうすると、テストの後に辞書を一回引くだけで覚えてしまうんですね。

 

しかし!これは中級者以下には当てはまりません

確かに、わかりそうでわからない悔しい思いはすると思うのですが、その数が多すぎます

そうすると、そもそも何を間違えたのか覚えてもいないし、しかもその問題に対する悔しさも半減するため、その後の復習で頭に入りにくいんです。

しかも、TOEICのように、あとで自分で答え合わせをできないテストは、自分の記憶に頼ることしかできないので、復習には向いていません。

 

 

あともう一つ付け加えれば、上級者なら少し学ぶことはあると言っても、これは効果的な学習法とは言えず、テストを受けた後のちょっとしたご褒美程度です。

 

なので、決して、「あのTOEICができる人がTOEICを受けることで英語を学べたといっていたから、私も英語力を上げるために受けよう!!!!」とは思わないでください。

自分の学習計画を立てるため、とか自分の実力を知るためというしっかりとした目標を持ってTOEICを受けることには大賛成ですが、絶対に「英語力を上げるため」という漠然とした目標のためには受けないようにしてくださいね!

時間とお金と努力の無駄です。

 

それならその2~3時間使って単語100個でも覚えてください。

もちろん、TOEICを受けてせっかくだから学ぼうという姿勢は素晴らしいです!けどただでさえ疲れるテストなのに、そこから学ぼうなんていう姿勢は本当に尊敬です。

けどそれを変にマネをしようとはしないでくださいね、ということです。

 

というわけで、「TOEICを使って単語を覚えて英語力を上げる!」という学習法は極めて学習効率の悪いものなので、それを目的にTOEICは受けずに、TOEICを受けた時のちょっとしたご褒美だと思ってください!

 

ではまた!

      2016/03/09

 - 英語学習法, 英語試験(TOEIC/TOEFL/英検など)