文法なんか気にするな??とにかく話せ!「自動化」の大切さ

こんにちは、Kentaです!文法が大事だということをずっと学んできて、言語学なんかゼミで勉強していた私が、あえて「文法なんか気にするな!」ということを言ってみます。文法は大事です。しかし、日本人は文法を気にしすぎて逆に話せなくなっているのではないか、ということをお話してみます。

こんなことを書こうと思ったのも、昨日バイトのあとでちょっとだけ英語教育の話になったからです。普通の焼肉屋なので、基本的にそんなに英語ができる人がいるわけではないのですが、

社員さんの一人がこんな感じのことを言いました。

「オレの英語なんかこんなんやで。This fish... named... Hamachi.  Hamachi and Buri is same. It is Shusse-uo. It mean.... Hamachi is young, small....and Buri is big old. Good tasty!」

 

なんて言いたいかわかりますよね?

「これはハマチという魚です。ハマチとブリは同じ魚で、出世魚と呼ばれています。若くて小さいときはハマチと言って、大きくて年をとったのがブリです。とてもおいしいですよ!」

単語がわかる人であれば、こんな感じの意味が十分以上に伝わったと思います。

確かに文法も単語もちょっと変なところが多いですが、わかっちゃうんですよね。初心者で、こんな簡単な英語を使い文法のミスがこれだけあっても、こんなに難しいことまで伝えられちゃうんです。

 

私は「初心者」の間はこれでいいと思っています。

I don't speak Englishとか言って英語の会話を避けてしまうよりも、こっちの方が1000倍くらいいいです。

なぜかというと、こんな英語でも話し続けることによって、いくつかの部分が「自動化」し始めます。

例えば今の社員さんの発言を考えてみると、実は「mean」のところあたりで単語を考えながら何秒か止まっていました。

しかし次に話すときはmeanという単語がより記憶の中で「活発」になっているため、次は口に出てくる時間が早くなります。その次にはもっと早くなり、それを繰り返すことにより「自動化」するんです。

meanという単語が口に自動的に出てくるようになると、そちらの方に脳の労力(working memoryとか言ったりします)を使わなくて済むので、別のところに意識を向けられます。

パソコンを思い浮かべていただけるとわかりやすいかと思います。例えばパソコンでYoutubeの動画を100個くらい同時に再生してみてください。きっと他の作業がすっごく遅くなると思います。

英語を話すときの頭の中でも似たようなことが起きているんですね。単語を思い出し、文法を考え、発音に気を付けながら、自分の言いたいことを言い、相手にわかりやすく伝える…などなどたくさん考えることはあります。

その中の一つを自動化することによって、脳の空き容量は増えます。例えば100個開いていたYoutube動画を80個にするような感じです。20個も動画を消せばかなり作業が早くなると思います。

すると、It mean...と初めは言っていたのですが、脳に空き容量ができたため、「あれ、ItだからmeanSにしなきゃだめやんか」と気づくようになれます。

 

そして文法まで自動化されたら、「あれ、なんかオレの発音ちょっとおかしいな~。iT Meansって子音が重なってるから、itのTは別に読まなくていいんか~」などともっと様々なことに注意を向けることができるようになるのです。

 

今回の例では、単語→文法→発音という風に自動化する例を挙げてみましたが、別にこのような順番である必要はありません。

まず発音が完璧に自動化されてできる場合には、発音の次に単語になる可能性もありますし、文法が先に自動化されることもあるでしょう。

 

特にここで大事なことは、「自動化させるためには数多く繰り返すしかない」ということです。

どんな例でもいいのですが、例えば車の運転。初めはウインカーを出すだけでも緊張して、いろいろ考えちゃいますよね。そもそもブレーキとアクセルの位置でさえ本当の初心者ならしっかりと頭で考えながら運転しているかもしれません。

しかし、うまくなればブレーキとアクセルの一なんてもう気にしませんよね。ウインカーもほとんど頭で考えずに当たり前のように出していると思います。それは運転を「繰り返す」ことによって「自動化」したからです。

そういう部分が自動化することによって、曲がる前に歩行者の確認とか、いろんなことに意識を向けて上手に運転できるようになるんですね。運転しないことにはうまくなりませんし、運転しないとどんどん下手になります。

 

英語もそれと同じことなんです。最初は下手くそでもいいですからどんどん話さないといけません。そうやって話していくうちに、少しずつ自動化される部分が増えていき、新しいことを使っていくことができるようになるのです。

 

ですから繰り返しになりますが、初心者のうちはこれでいいんです。

これを乗り越えないと、どうしてもその上のレベルにいけませんから。

 

しかし!!!!文法とか語彙が大事ではない、なんてことは全く思っていません。とっても大事です!しかしそれは、会話をしてある程度自動化された部分を作りながら、知識を増やしていくべき部分だと思うのです。

日本人の場合は知識はあるのに自動化されていないだけの方が多いですから、自動化させる作業の方が大事だと思います。

 

例えば逆に外国人で英語を第二言語で話す人は、結構文法や語彙がめちゃくちゃなことが多いです。自分の知っていることは自動化されているんですが、文法などをしっかり勉強していないからそれ以上伸びないんですね。そういう人はしっかりと文法を勉強するべきだと思います。

しかし繰り返しますが、日本人は逆です。圧倒的に自動化しているものが少なすぎるんです。

 

始めのうちは間違えたってかまいません。少しずつ間違いを減らせばいいんです。文法が間違ってたって、初心者のうちは意味さえ伝わればいいんです。もっと上手になってから、もっと上級の文法・語彙に気を付けていけばいいんです。

なので初心者のうちはドンドン間違えてもいいので英語を使ってみましょう!そうしていくうちに自動化されたところが増えて少しずつうまくなっていきますよ!

では今日はこんなところで!また!

      2016/03/09

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