復習の大切さ 記憶の仕組み

学校でよく言われた覚えがありますが、勉強ができるようになるためには「予習、授業、そして復習」をするのが効果的と一般的には言われています。ですが私はその中でも「復習」がとても大事だと思っています。大学での授業は別として、高校くらいまでは予習の時間がもったいないから復習だけ徹底させるだけでもいいかと思っています。なので今回は復習がいかに大切かをお話ししていこうと思います。
改めましてこんにちは、Kentaです。私の考えでは、復習は英語学習のみならず学習するうえで最も大切なものの一つに入ります。最も大切!って言っちゃいたいくらいなんですが、人によっても違いますし、断言はしません笑。けどとにかくすごく大切です!
ではなぜ大切なのかと一言でいうと、「人間はすぐに忘れる」からです。恐らく脳にも限界がありますし、重要ではないことには労力を使いたくないのでしょう。なので脳が大切じゃない、と判断したものはすぐに忘れてしまうのです。例えばみなさん、おとといのお昼ご飯はなんだったか覚えてますか?私はいつも同じものを食べているので覚えていますが、恐らく覚えていない人が多いかと思います。では3日前は?4日前は?とさかのぼると、どんどん覚えていない率が大きくなりますよね。
私が復習の大切さを実感したのは高校3年の夏でした。夏は英語を中心に勉強を始め、基礎から徹底的にやることにしたのでまずは一番簡単な単語集を買ってきました。確か1週間くらいでその単語帳全て覚えた「つもり」になっていたんですね。「この単語帳は終わった!」と。そのときは本当に勉強して覚えたと思っていたんです。
しかし!友だちと本屋さんに行き、ちょっと自慢しようとして「オレ、この単語帳はもう全部覚えたぜ」と言ったところ、「じゃあテストしてみよう」と友だちがチェックし始めたんです。するとなんと!半分くらい、いや下手したらそれ以上…いや、正直に言うとほとんど忘れていることがわかりました。
友達の前でこんな恥ずかしい目に遭ってしまいましたが、みなさんも同じような経験はありますよね。「覚えたはずなのに!!!!」っていうときが。ときどき神様のようになんでも覚えてしまう人もいますが、それは特殊な例です。そして実際に全てのものを覚えてしまうという特殊な病気?もあります。しかし普通の人は私のように「忘れる」ということに苦しむはずです。
ではどうして忘れてしまうのか、という脳のメカニズムについてもいつかお話したいと思いますが、今回は「忘却曲線」という基本的なことを紹介します。277px-ForgettingCurve.svg
なんじゃこりゃ!って感じですが、いまから説明していきますね笑。
赤い線は、覚えたものを「なにも復習せずに」いた場合にはどうなってしまうのか、ということを表しています。初めは一番上に赤線がありますね。なので、全部覚えているという状態です。それを復習せずにいると、なんと次の日には「半分」も忘れてしまうのです。
みなさん、「私は記憶力が悪いんですよね~」とか思ってませんか?これを見て自信をもってください!普通の人はこんなに忘れるんです!
そして赤の隣の緑線がありますね。これは次の日に復習をした場合の忘れていくスピードを表しています。
次の日に復習すると、記憶の低下率が一気に下がるんですね!
そしてまた次の日に復習するともっと記憶が低下しづらくなります。
このように、復習をすればするほど記憶の低下率がどんどん下がっていくのです。
あともう一つ記憶のメカニズムについて話しますと、人の記憶には長期記憶と短期記憶(Long-term memory and Short-term memory)というのがあります。その名の通り、短い間だけの記憶なのか、長い間頭に残るものなのか、というものです。
私が知る限り最新の研究では、長期記憶に覚えさせるためには様々な経路があるのですが、多くは疑問が残る理論ばかりです。
例えば、単語などを覚えるときにその意味や構造を細かく分析すると記憶に定着しやすいという理論がありますが、それと同時に、一回見ただけでなぜか覚えてしまうようなものもありますよね。
しかし、研究者たちがほとんど全員共通していっていることは「復習・繰り返し」の大切さなんです。それだけに関しては全会一致と言ってもいいと思います。繰り返しの大切さはほぼ確実だけど、その他についてはいろんな意見がある状態だということです。
そのため、予習・授業(理解)・復習という3ステップよりも、私は授業(理解)・復習・復習という3ステップの方がより効果的なのではないかと思っています。予習は時間がかかりますよね。それなら教師・教科書の方がすぐに理解できるような努力をして、学習者は復習の方に力を入れればいいと思うのです。
ですが、毎日復習をするなんて無理ですよね笑。飽きるとかそういう理由もありますが、なにより時間的に無理です。特に勉強をたくさんしている人ほど復習する量は増えますよね。
なので現実的に考えて最も効果的だと言えるのは、「翌日、3日後、1週間後、一か月後」の復習です。
毎日復習するのには敵いませんが、これだけ復習すればそれなりに記憶に定着するはずです。
忘れるのは当たり前なんです、人間なのですから。なのでみなさんも忘れてしまうことに嘆かず、頑張って復習の量を増やしてみてください!

      2016/03/09

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